レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

駄菓子菓子駄菓子だ! 6 ポテトフライ

愛知県豊橋市のメーカー東豊製菓製の「ポテトフライ フライドチキン味」です。中身は大きめのポテチですね。そのまんま食べても勿論いいのですが、ツナマヨと一緒にサンドイッチにしてもいいですね。

ポテチとツナマヨのサンドイッチは朝高サンドといいます。東北地方の朝鮮高校の生徒が考案し、朝鮮大学経由で広まったサンドイッチです。

韓国料理グルメレポーターの方から教わって、作ってみたら、かなり美味かったのでした。f:id:T_YAMADA:20190329225946j:plain

似而非カラーシリーズ 韓国版のレトロ世界2 クルマあれこれ1


前回は街並みとバスでしたが、今回はバス以外のクルマでいってみましょうか。

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 1970年撮影のソウルのタクシーです。手前は新進トヨタのノックダウンコロナです。その前にいるのはコーティナっぽいですね。

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お次はシバルテクシー。

1955年に米軍の廃車ジープの中から使える部品を取り出して組み立て、ボディーはドラム缶を解体して大きなブリキ板を取り出し、プレスで仕上げるというプリミティブなやり方で作ったもの。

大韓民国成立後最初の国産車でした。

色は臙脂色になりましたが、本当はエメラルドグリーンだったかも。

似而非カラーは青系、緑系がきれいに出にくいので。

一応これでもタクシーの一種です。

2ドアですが、当時は助手席を倒してお客さんが乗り降りしたそうです。

 

 

似而非カラーシリーズ 韓国版のレトロ世界1 ソウルの街角  

日本のレトロ世界とよく似たものが韓国にもあります。

私は「韓国の鉄道」など、元々韓国ネタをやっていたので、その手の資料ならたっぷり持っています。

今日紹介するのは1960年代初頭のソウルの街角。日韓国交樹立前なんですかねぇ。新進トヨタコロナはまだ姿を現していません。朝鮮戦争停戦後以降しばらくはジープと米軍将校用のアメ車ばっかりの時代が続いてましたが、そんな時代の光景のようにも見えます。

左端にはツーマンのバスも見えます。

でもドアの配置が変ですね。中扉と後扉です。実はこのバス、中央と後部に二人の車掌が乗って乗客を捌いていたそうです。

 市内バスターミナルに集まったツーマンバスに目を移してみましょう。

白黒写真をカラー変換するサイトにかけてみたら、あら不思議。車掌さんだけカラーになっちゃいました。

車掌さんの服装は白襟に紺の上着にモンペ風ズボン。

日本とよく似てますね。

でも料金の受け取り方は日本とかなり違っていました。

日本だと「切符をお切りしま~~す」と大きながま口みたいなカバンから回数券みたいな束を取り出して切符を切って、パチパチとパンチを入れてバス代と引き換えにお客さんに渡して、降りるときに回収していました。

ところが、こちら韓国ではお客さんの運賃をわしづかみにしてバサバサカバンに突っ込むだけでした。

それで取りっぱぐれがなかったってんですから、これはこれで職人芸でした。

バスのアップを見てみましょうか。

 

1965年の大韓民国釜山広域市西区忠武洞(戦前の緑町遊郭があったところ)付近の市外バスターミナルの光景です。

日本のようなボンネットバスは米軍払い下げGMCトラックの改造車だけで、大半はこのバスのようなキャブオーバー車でした。ボンネットバスシャーシに箱型ボディーをがぽっとかぶせたようなスタイルです。

エンジンが運転席の右にあって、冬場は温まるエンジンカバーの上に学生がお弁当箱を乗せていたそうです。

朝鮮戦争後の韓国では米軍の影響でアメリカ式に左ハンドルを採用したのですが、細かく見ていくと日本との違いが浮き彫りになってきます。

もう一つ街並みを見てみましょう。

 

 1931年に開業、1987年に廃業した純韓国資本のデパート「和信百貨店」です。1935年に火事で消失し、1937年に写真の建物が建てられました。戦前の韓国を舞台にした映画やドラマでは見かける建物ですね。元ネタはこちら→ https://namu.wiki/w/화신백화점

最後におまけ。

韓国にはマウルバスといって、幹線道路から裏通りの住宅地に向かうマイクロバスの路線バスがあるのですが、1960年代の初頭はこんなのが走っていました。

似而非カラーシリーズ 昭和キッズのオアシス デパート屋上遊園地5 大型遊具






似而非カラー、今回は大型遊具その他でいってみましょう。

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まず最初は飛行塔です。

浅草松屋の屋上のもの。

着物姿の人が結構いますね。

ということは戦前!?

でも元ネタ写真から行くと昭和30年代だそうです。

元ネタ写真はこちら→

https://twitter.com/odanii0414/status/788978808300843008

もう一軒別のに行きましょう。

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どこのデパートか全く不明ですが、デパート屋上遊園地の飛行塔です。全体的にセピア色になりましたが、ところどころ赤い服が見えます。 元ネタ写真はこちら→ http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-d6-f0/ed731003/folder/1294566/90/37302290/img_0

デパートの定番はまだありました。

豆自動車と称するゴーカート!

 

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 本当はこれ、デパートのじゃなくて甲子園阪神パークのものです。

でもこれとそっくりなやつ、日本橋高島屋の屋上で乗りました。

ボディーは板金製でタイヤとかきっちりゴムタイヤでバッテリーで時速15キロぐらいで走るのです。

飛行塔か観覧車の周りのトラックをウィィィンって走りました。

当時の写真がないからよく似た写真でイメージだけ紹介させていただきました。

元ネタ写真はこちら→

http://jijiganko.web.fc2.com/yuen13.html

おあとは私の小さいときのアルバムから…。

どっか地方のデパートの屋上のメリーゴーランドですが、一台一台がペダルカーみたいな車です。

 

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 よく見ると先だって紹介したパトカーのムーバーとデザインがそっくり。

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 最後はカブトムシ型ライド。これもどこで撮影したかわかりませんが、乗っている子供は私です。

こうしてみるとデパオク遊園地ってほんとに小さいながら楽しいテーマパークでした。

少子化で復活は難しいかもしれません。

でも高齢者の回想療法のアイテムとして何らかの形で復刻してほしいですね。

こういう乗り物に乗ってみたいと思っているのは子供よりも実はおじいちゃんおばあちゃんかもしれません。

懐かしくも楽しい思い出だったわけですから。

似而非カラーシリーズ 昭和キッズのオアシス デパート屋上遊園地4 エレメカ

 デパートの屋上遊園地にはアナログ式のゲーム機がありまして、それをエレメカといいます。

変形パターンでは童話が流れるやつもありましたね。

これは公衆電話みたいなマシンの受話器を取って十円玉を入れると三分ぐらいの童話が流れるというものでした。

ネタはアンデルセンとかグリムみたいなのだったと思います。

イメージとしてはこんな音声です。

https://www.youtube.com/watch?v=F1GTLNk6Sa8&index=2&list=PLV59WPWhCCPUNsfVDJKdQPet4rhUAIxng

もっと後の時代には双眼鏡みたいなのを覗くとアニメ動画が映し出される発展形もあったと思います。

当時のエレメカ、カラー写真ですが、まぁこんなのでした。

 

愛知県犬山市の日本ゲーム博物館所蔵のもの。

ミニドライブです。

つづら折りの道路が描かれたベルトコンベアが回って、そこをハンドルで操作しながらジープを走らせます。

道路の真ん中にはチェックポイントがあって、そこをきっちり踏めば道路からはみ出しても点数はカウントされます。

メーカーは関西精機製作所。

当初はバンダイ製のブリキの三菱ジープをゲーム用の車にしていましたが、バンダイが三菱ジープの生産をやめると自社製のFRP製のメイヤーズマンクスバギーに変更となりました。

現在残っているものはほぼメイヤーズマンクスバギーです。

 

 こちらは台場一丁目商店街所蔵のクレーンゲーム。

当時はだいたい飴玉かラムネ菓子が入っていました。

レバーやボタンを操作してお菓子を釣りあげます。

だいたい一個は取れるのですが、小田急デパートでバターボールを五個ぐらい一遍に取っちゃったことがあって、翌日、それを胸ポケットに詰め込んで友達と遊びました。

「これ、小田急デパートで一発で取ったんだぜ!」

友達に配りました。

すると……。

「ゲッ!なめかけ!」

友達が声を上げました。

もちろん友達に渡すのに事前になめたりしません。

ポケットに入れていたから私の体温で飴が解けちゃったんですね。

間抜けなガキだ。

かばんや手提げ袋に入れて持ってきゃぁいいのにね。

 射撃ゲーム。銃で次々に現れる悪漢を倒します。

射撃は得意じゃなかったです。

全然当たんないの。

戦時中の陸軍兵なら失格!

今だとこの手のマシンは大型スーパーの一角の室内ゲームコーナーにありますね。

似而非カラーシリーズ 昭和キッズのオアシス デパート屋上遊園地3 ムーバー

似而非カラー写真シリーズ、今回は昔のデパオクにあったムーバーで行ってみましょうか。

私の幼年時代のアルバムから振り子時計型ムーバーです。

確か、新宿の小田急か京王にあったやつです。

振り子のところに乗ると左右にゆっさゆっさと揺れる仕掛けです。

乗っている坊やが私です。

ここからは私の幼年時代のアルバムにあったカラー写真です。

こちらも小田急にあったムーバー。

宇宙船型ムーバー。

ウインウインと上下します。

 こちらはパトカー。

初代プリンスグロリアみたいなフロントマスクですね。

ウインウインと上下する際にウウウウウ~~~とサイレンが鳴っていた気がします。

この車と同じデザインのものがペダルカーやメリーゴーランドにも使われていたと思います。

 これは消防車。やはりサイレンが鳴り響きながらウインウインと上下してましたね。

モデルの消防車は1950年代物のトヨタか日産のポンプ車ですね。

小さい頃はおもちゃの車に乗れたってんで喜んでいましたが、だんだん大きくなるにしたがって、同じところを上下しているだけのムーバーが物足りなくなっていきました。

そのせいですかねぇ。

もっと後の時代のムーバーは3m四方ぐらいのところをぐるぐる回るスタイルや運転席にミニゲームなどのギミックが付くように変わっていきました。

駄菓子菓子、駄菓子だ!5

すぐるのカツシリーズを連発しましたが、ここいらで違うのを出しましょう。

茨城県のメーカー、リスカのチョコカルシューです。

ミニミニシュークリームの中のクリームはチョコスプレッドみたいですね。

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