レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル2 ヴィレッジ・シンガーズ

日本最初の本格派アイドルは初代ジャニーズだ!…ということは前回紹介しました。

第2弾からはいよいよグループサウンズです。

ジャニーズを蹴散らして一気にブームとなった「GS]ことグループサウンズは今のロックバンドの原型みたいなものでボーカル、エレキギター、ベース、ドラムスが基本編成。曲もフォーク調からギンギンのロックまで色々。

当時はエレキギターは不良の象徴でエレキ禁止の学校多かったようです。

娘なんか軽音楽部で先輩や顧問の指導のもとエレキの練習しているのにね。

代表的なバンドは10組ぐらいあってその一つが今回紹介するヴィレッジ・シンガーズです。

カレッジフォーク出身の彼らのバンド名はニューヨークのグリニッジヴィレッジからとったもの。

リーダーはGSの貴公子ことギタリストの小松久

ボーカル清水道夫、キーボード小池哲夫、ドラムスは奈美悦子の元夫で悪役タレントの林ゆたか

ベース笹井一臣というのが主要メンバーでした。

ホリプロ所属で1966年に「暗い砂浜」デビューしました。

GSブームが去った1971年に解散。

代表曲は今回紹介する1968年リリースの「亜麻色の髪の乙女」です。

この曲は2002年に島谷ひとみがカバーバージョンを発売しました。

因みにオリジナルは青山ミチの「風吹く丘」でヴィレッジ・シンガーズの歌はカバーバージョンでした。

青山ミチ覚醒剤所持で逮捕され急遽発売が中止されたという幻の曲なので、オリジナルがヴィレッジ・シンガーズだと思われてしまった次第。