レトロ万華鏡

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「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル8 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

1小節目は男性アイドルの元祖である初代ジャニーズ、2小節目からはグループサウンズを取り上げています。

さて、8小節目はジャッキー吉川とブルー・コメッツです。

1967年に発売され、150万枚の売り上げを記録、第9回日本レコード大賞を受賞した「ブルー・シャトウ」があまりにも有名なバンドです。

私の世代なら幼稚園で大流行した替え歌はたぶんみんな知っているはずです。
「森トンカツ、泉ニンニク、かぁ蒟蒻、まれ天婦羅、静かニンニク、眠る天婦羅、ブルーブル~~!ブルーシャトー!」

因みに母体のブルーコメッツは米軍キャンプ回りをするバンドマンによって1957年に結成され、1959年に解散。

1960年に再興され、 1963年からはジャッキー吉川がリーダーとなりました。

尾藤イサオのバックバンドや美空ひばりの「真っ赤な太陽」のバック演奏を務めるなどプロのバックバンド色が強かったようです。

また、メンバーが長髪が似合わないという理由からスーツ姿にサラリーマンカットにしていたところ、なんだかNHKに気に入られ、異例にもNHK紅白歌合戦に1966年から3回も出場しました。

当時はエレキは不良!だけでなく、ロン毛も不良だったというわけです。

でもサラリーマンカットにスーツじゃかわいくないか。
主要メンバーはドラムスがリーダーのジャッキー吉川小田啓義がキーボード兼ボーカル、高橋健がベース兼ボーカル、三原綱木エレキギター兼ボーカルという構成でした。