レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

似而非カラーシリーズ 韓国版のレトロ世界8 韓国の昔の旅客機

乗り物系は鉄道と車をやりましたが、飛行機はなかったですね。

韓国のメガキャリアには大韓航空アシアナ航空がありますが、アシアナ航空は業績不振から身売り。

最終的に大韓航空1社になりそうな模様です。

大韓航空終戦直後の1946年に大韓国民航空社として設立され、1962年に国営大韓航空公社となりました。

1969年に民営化され、韓進グループ傘下企業となりました。

韓国の航空会社はあとはLCCばかりなので、昔からあるメガキャリアといえば、もう大韓航空しかありません。

したがって、古い旅客機の写真は大韓航空のものだけです。

では大韓航空の昔々の機材をご覧ください。

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国営大韓航空公社時代に使われたダグラスDC-4プロペラ機です。

似而非カラーにかけたらラインの色が紫になってしまいました。

ラインの色が何色かこれでははっきりしませんね。

 

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ロッキードL-749コンステレーション。1974年まで使われたプロペラ機です。

1機だけ済州島西帰浦市の静石飛行訓練院に保管されているそうですが…。

ラインの色、どうも赤みたいですね。

これらプロペラ機は高い高度で飛べませんから、結構揺れたでしょうねぇ。

ほかにも日本から購入した中古のYS11もかつては大韓航空で運行していたようです。

ではジェット機に移りましょう。

 

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ボーイング707。日本ならナローボディーで4発のジェット機ならDC-8でしたが、韓国ではほぼ707でした。

1967年に登場し、ソウルオリンピックの頃まで運航していました。

色は今のような水浅黄(淡い水色)ではなく、白地に青と赤のラインでした。

1983年の大韓航空機撃墜事件(ソ連領空侵犯によりソ連戦闘機に撃墜された)の後、イメージ刷新のため今のカラーリングに変更されましたが、かつてのカラーはこれでした。

 

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同じカラーのジャンボ機もいました。

こちらは1973年に導入され、水色に塗り替えられて2000年まで活躍しました。

でも似而非カラーの限界でライン全体が紫になってしまいましたね。

本当の色はこちらです。

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 この大韓航空のジャンボは昔ずいぶん乗りました。

個人的には思い出深い旅客機です。