レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

江戸東京たてもの園に行ってみた7 下町の商店建築1

江戸東京たてもの園の入口を入って右奥のエリアは東ゾーン。

ここには看板建築や出桁造りの古い商家が復元されています。

 

大和屋本店

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 1928(昭和3)年に港区の芝白金台に建てられた出桁造り木造3階建ての乾物屋さんです。

復元にあたっては店舗に鰹節、昆布、するめ、海苔、豆、卵のサンプルを並べ、戦前の乾物屋を再現しています。

 

花市生花店

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 1927(昭和2)年に千代田区神田淡路町にあった花屋さんで、銅板張りのファサードを持つ見事な看板建築です。

 二階の窓の下の銅板には花屋さんらしく見事な花のレリーフが彫り込んであります。

 

村上精華堂f:id:T_YAMADA:20190517211044j:plain

台東区池之端にあった化粧品店です。

木造3階建てなのにイオニア式のオーダーがファサードに付いて、ちょっと田舎の信用金庫風のデザインです。

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 内部には化粧品製造作業場が再現されています。

当時この店では香水、コールドクリーム、ポマード、香油などを作って販売していました。

瓶や材料は神田から仕入れていたそうです。