レトロ万華鏡

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昔の日本の旅客機番外編2

今回もマジカラー写真で昔の飛行機をご紹介しましょう。

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1970年に初飛行したマグダネルダグラス社の3発ワイドボディー旅客機です。

主翼に2発、尾翼に1発というスタイルはライバルのロッキードトライスターと同じです。

日本ではJALが1976年から1983年にかけて合計20機導入したほか、JASが1988年に2機導入しています。

JALでは南回りヨーロッパ線、アンカレッジ経由ニューヨーク線、東南アジア線、国内幹線に使用されたほか、皇族外遊の特別機としても使われました。

一方JASシンガポール、ホノルル、ソウル線に導入したほか東京-福岡、東京ー札幌の国内幹線でも運航していました。

JALからの退役は2005年、JASからの退役は2000年でした。

なお、マグダネルダグラス社は1996年にボーイング社に吸収されました。

合併前にダグラス社が最後に開発した改良型の後続機はDC-11とはならず、MD-11となりました。

改良型のMD-11はJALが1993年から1997年にかけて合計10機導入し、2004年まで使っていました。