レトロ万華鏡

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似而非カラーシリーズ 白黒時代の日本のドラマ11

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今回の似而非カラーシリーズは前回に引き続いて大人向け白黒ドラマです。

1965年から1971年までTBSで放映されていた「ザ・ガードマン」です。

6年9か月350話放映というかなりの長寿ドラマでした。

初期の第1話から47話までは「東京警備指令ザ・ガードマン」というタイトルでした。

またこの作品は途中からカラーに切り替わっています。

カラー放映だったのは175、176、178、179、188、189、196、198、200~205、207~350の各回です。

このスチール写真は白黒でしたが、カラーのスチールもあったのはそういう事情だったんですね。

舞台はもちろん警備会社。

現在のセコムがモデルです。

当時は日本警備保障でしたが。

警備員のはずなのに私服潜伏調査をして麻薬犯や窃盗犯、殺人犯を追うほとんど刑事みたいな人たち。

警察官でもないのにそこまでやっていいの?って子供心にも不安になりました。

警備用の車が普通のクラウンやセドリックではなく、前半はタウナス、後半はオペルレコードなんてドイツ車を使っているところが斬新でしたね。

主演は百恵のお父さんこと宇津井健(高倉キャップ)。

他に元警視庁警部の榊隊員役で神山繁、清水隊員の藤巻潤、荒木隊員の川津祐介、小森隊員役で中条静夫などの面々が活躍していました。

「コンピューターがオコタエシマス」といいながら暴走するスーパーコンピューターとか現金強奪犯が現金輸送車を真っ赤に塗って郵便車に偽装して逃走する話とかはうっすら覚えています。

夏は怪談特集でお化け話。

大人だけでなく、子供もかなり楽しめる作品でした。