レトロ万華鏡

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似而非カラーシリーズ  白黒映画のスチールをカラー化する12 幕末太陽傳

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フランキー堺って知ってますか?

ジャズドラマーで有名な人だった人らしいのですが、子供の頃、よく見かけたゲタ面のコミカルな俳優さんでした。

今回はフランキー堺の白黒コメディ映画のスチール写真をカラーにしてみました。

1957年公開の日活映画。

監督はわずか45歳で亡くなった鬼才川島雄三

原作はなんと古典落語です。

居残り佐平次

舞台は文久2年の品川宿の遊廓「相模屋」

フランキー堺演じる佐平次は仲間と連れだって相模屋に遊びに行きます。

お金のない佐平次は居残りを決めて、相模屋の下働きになります。

そこで下働きの仕事に加えて、遊女たちや出入りする人たちのトラブル解決まで大活躍!

石原裕次郎演じる高杉晋作からは借金のカタまで取りました。

佐平次を巡って女郎たちは睨み合いまで始めます。

なんか後々の有頂天ホテル的なドタバタ喜劇ですね。

1950年代の白黒映画スチール写真のカラー化は今回で一旦終了します。

次回から二回に渡ってカラー映画が普及した時代に白黒で撮影された映画のスチール写真をカラー化してみます。