(韓国でトクスリ(大鷲)5兄弟というタイトルで親しまれた科学忍者隊ガッチャマン)
「誰だ!誰だ!誰だー!
女便所を除いたの!
白と黒の パンダちゃ〜ん〜!
命をかけて 飛び出せば、電信柱に激突だ!
飛べ!飛べないパンダちゃん!
行け!行けないパンダちゃん!
地球は一つ、割れれば二つ!
OH!パンダちゃん、パンダちゅぁぁぁん!
(無敵のパンダちゃん?)
子供の頃、流行っていた妙な替え歌です。
今回パンダちゃんの元歌を主題歌にしていた作品です。
タツノコプロの超人気作品。
放映は1972年10月1日から1974年9月29日。
何と2年間!
ホントは1年の予定が人気沸騰。
もう1年やろう!ってなったんです。
(吉田竜夫)
原作者は吉田竜夫。忍者部隊月光もこの人の作品。
タツノコプロの公式見解では無関係ってことにしてありますが、忍者部隊月光の焼き直しでしょうね。
ホントはガッチャマンは大鷲の健の別名で残りの4人は科学忍者隊員でしかない。
(ミミズクの竜。科学忍者隊員で唯一家族がいたため、危険な任務から外されて留守番をさせられることが多かった)
科学忍者隊員のうち、ミミズクの竜だけ家族がいます。
両親と弟。
怪力無双で船の操縦技術に長けている。
あとの4人は養護施設育ちの孤児です。
(大鷲の健)
大鷲の健は早くにお母さんを亡くし、お父さん行方不明。
でも後でレッドインパルスの鷲尾健太郎が行方不明だったお父さんだと判明する。
(コンドルのジョー)
コンドルのジョーは悪のテロ組織ギャラクターを脱走して殺された幹部の子供。
殺されかけたところを科学忍者隊のボスである南部博士に救出されました。
まぁ、抜け忍の子ダァね。
もしかしたら、科学忍者隊員で一番ヤバいやつかもしれません。
(白鳥のジュン)
白鳥のジュンとツバクロの甚平は同じ養護施設で育って、姉と弟みたいになってます。
二人でスナックJをやってます。
実は事実上科学忍者隊のアジト。
ジュンはスナックJのママさんで、甚平は料理人。
ちょっと待て。
(ツバクロの甚平。子役声優の塩屋翼がやっていた。途中からリアルに声変わりした)
甚平は途中で声変わりしてミミズクの竜に突っ込まれたけど、ガキンチョだぜ!
いいのか?
スナックでコックだなんて。
児童福祉法違反じゃんよ。
残りの4人も設定集ではティーンエイジャー。
大鷲の健と白鳥のジュンは頑張りゃ19歳って言えるかもしれないけど、ジョーと竜はどう見てもおっさんでしょー!
小学生の時、甚平は俺と同じ小学生。ジョーと竜はおっさんってホントに思ってました。
ジュンは健が好きなんだけど告れない。
健は戦闘能力は高いけど、女性に頗るつきで鈍感な野郎。
(南部博士。やっていたのはハクション大魔王の大平透。ここではシリアスな演技に徹していました)
五人を束ねる南部博士は冷静な科学者で五人のお父さん役。
(首領のベルクカッツェ)
このクセの強い6人でベルクカッツェ率いる悪のテロ組織ギャラクターと戦うわけです。
(ゴッドフェニックス。必殺技は忍法火の鳥。機体全体が燃え上がって敵に突っ込みます。科学忍者隊の制服は防護服になってましたが、いかにも熱そうでした)
敵とバトルするルーチンワークを繰り返すのではなく、丁寧な人物描写やマッドサイエンティズムや公害などの問題提起もありました。
大人も喜ぶ名作ですね。
人気があったので、のちに第二シリーズのガッチャマンⅡと第三シリーズのガッチャマンFも作られました。
さらに!
ポンキッキーズとコラボして、
科学忍者隊ガッチャピンまで登場しましたとさ。
(科学忍者隊ガッチャピン)
ちゃんちゃん♪