(白黒の鬼太郎画像に着色したら、何故か目玉の親父の瞳孔が赤目になってしまいました)
「おいっ!鬼太郎!」
裏声で喉を絞っちゃぁ田の中勇さんの目玉の親父の声真似してましたね。
今だって出来ますぜ!
(目玉の親父。妖怪の知識が凄い。鬼太郎の司令塔的存在)
1960年代放映は第1シリーズ。
1968年1月3日から1969年3月30日まで全65回放映されました。
第1シリーズは白黒で、昭和の間に1970年代に第2シリーズ、1980年代に第3シリーズがカラーで放映されました。
平成以降は第4〜6シリーズが制作されています。
日本の妖怪モノアニメの元祖総本家です。
手塚治虫のお嬢さんが大好きだったため、手塚治虫が嫉妬心を燃やして、作成したのがどろろだったとか。
元ネタは落語や民話で知られる子育て幽霊。
だから、死んだ女性から産まれてくるんです。
(鬼太郎のお母さん。昭和時代は幽霊スタイル)
戦前に墓場きたろうなる紙芝居がありました。
戦後すぐ、水木しげるは紙芝居の絵描きを始めます。
そこで親方に墓場きたろうを描いて見ろと言われて描いたのが「墓場の鬼太郎」
これを貸本屋漫画に作り替えたのが本来の鬼太郎でした。
(墓場の鬼太郎)
死体から産まれるとか、目玉が飛び出て目玉の親父になったのはその時の設定。
2008年に深夜アニメになりましたが、このときの鬼太郎はネズミ男並みに根性の腐ったやな野郎なんです。
トラブルを起こしていつのまにか解決する。
不人気で始めのうちは出版社から相手にされなかったとか。
1965年に少年マガジンから貸本漫画家を抜擢して売り上げを増やそうということで墓場の鬼太郎は連載漫画になりました。
一部のコアな貸本漫画ファンの支持で打ち切りを回避していましたが、人気作品ではありませんでした。
同じ水木しげる作品の悪魔くんがテレビドラマでヒットしたので、鬼太郎のアニメ化が検討されました。
でも、スポンサーが「墓場の」だなんて演技でもないとアニメ化拒否。
そこで、水木さん、粘りました。
「ゲゲゲの鬼太郎でどうだ!」
それでスポンサーが納得。
アニメ化しました。
アニメ化に当たっては、鬼太郎は嫌なヤツから悪い妖怪から人間を守る正義の味方に設定変更。
完全懲悪作品に変わりました。
妖怪は山川草木の妖精や付喪神、祟り神の系統が多かったですね。
(ダルマ。お腹から飛び出すミニダルマは実は内臓。一匹だけ白ダルマでそれが心臓。白ダルマを襲われると倒れる)
覚えているのは公衆電話で8番を回すと出てきて人間を襲うダルマ。
(アンコールワットの亡霊。青い霧の中を白黒の落ち武者がゾロゾロ!)
アンコールワットに山田長政の亡霊が出て、観光客や村人をゾンビにして行列させる。
(亡霊に矢で射られた人はゾンビになって、隊列について行く)
縁談をいつも破談になる東南アジアの娘の飼い猫の化け猫が悪魔から娘を助けるため、僧侶に変身する。
(お化けオールスターズ)
子なきじじいや砂かけババアや塗壁などお化けスターズが草野球をする。
そんなのがあったと思います。
幼稚園のときでしたね。
デパートの鬼太郎フェアも見ましたよ!
あんときのネズミ男はガウンが黄色でした。
当時、鬼太郎を観て、妖怪の名前をいっぱい覚えましたね。
(ヒロミにきな粉ジジイにされた子なきじじい)
タレントのヒロミが子なきじじいをきな粉ジジイと覚えていたのはウケましたね。
(小豆洗い)
きな粉ジジイなら小豆洗いと組んで、ウグイス餅屋をやらなきゃいけないじゃんよ!