（ハーキュリー）
オーリンピアー！
昔のアニメで魔法使いが悪さをする。
ケンタウロスの子供が誰かを呼ぶ！
するとムキムキマンみたいなマッチョな兄ちゃんがやってきて魔法使いをいてこます！
そんなのがありました。
それ、マイティーハーキュリーです。
１９６３年から１９６６年にカナダで制作され、アメリカ、カナダより二ヶ月遅れてフジテレビで放映されました。
舞台は古代ギリシャ。
ニュートンが地上に降りてくると悪い魔法使いが人間を苦しめている。
（悪い魔法使い）
ニュートンはベルトのバックルから光を出してハーキュリーを呼ぶのです。
天上界のオリンポス神殿からやってきたハーキュリーは悪い魔法使いと戦います。
相手が手強い時はファッションリングみたいな指輪を嵌めるとターボがかかって悪者フルボッコ！
（ピンチになると指輪を嵌めてパワーアップする）
勝つと「オーリンピアー！」と雄叫びを上げて、天に帰っていくのです。
私はハーキュリーをマーキュリーの仲間か何かだと思ってました。
ところが、調べてみてビックリ！
ハーキュリー（Hercules）とは星座でお馴染み。
しかも、ターボのかかる指輪。
天上界の力比べで勝ったヘラクレスにデウスが賞品として贈った魔法の指輪でした。
ヘラクレスを主役にしたアニメとは思いませんでしたよ。
（普通、ヘラクレスっていったら、こういう暑苦しそうなおじさんですよね）
マッチョはあってますが、ヘラクレスって髭面の暑苦しそうなオッサンでしょ？
スーパーマンのクリスタファー・リーブみたいな兄ちゃんがヘラクレスとはねぇ。
因みにヘラクレスのフランス読みはエルキュール。
どう転がしてもマッチョには見えないカイゼル髭の嫌味な探偵のおっさん、ポアロのファーストネームです。
名は体を表しませんね。
（どうも。エルキュール・ポアロです。アメリカ人の中には私をハーキュリー・プアーロウと呼ぶ人もいますが、なんだか馴染めませんなぁ！）
それにしてもギリシャ神話の神様をアニメキャラにするなんて大胆ですねェ！
