子供の頃、ベルトをぎゅうぎゅうに締めてから、ガッツポーズしてませんでしたか?
元ネタはこれですね。
少年シンドバット!
タイトルから行くとアラビアネタだと思いますよね?
イスラム教とも石油とも一切関係なし!
(相棒のソルティー)
大海原をオウムのソルティーと旅する少年シンドバット。
行く先々で海賊や宇宙人や怪獣に襲われます。
(刀で襲って来たヤツらに追い込まれた!)
やられると、お腹のベルトをウエストがジガバチの腰みたいになるまでギュウッと引っ張る。
(ベルトを引っ張ると何故か上半身の筋肉がパンパンに膨らむ)
すると上半身の筋肉が逆三角形に盛り上がって無敵に。
悪者をみんなのしちゃいます。
アメリカでは1965年から1966年まで放映され、日本でもほぼ同時期に日テレで放映されてました。
この作品は尺がとても短い短編で、10分番組で二話放送されました。
主演のシンドバット少年は私の高校の大先輩の古谷徹さんです。
面識はないですが、お目にかかったら、いきなり山田!って呼び捨てにされても文句は言えません。
相方のソルティーはミスターエド君も演じられた三遊亭金馬師匠。
なんと落語界の長老です。
主題歌についてはトムジェリ同様にアメリカのものとは違う日本版オリジナルが用意されていたました。
「冒険の海だ 船出だ 風が呼ぶ〜」って歌、ちょっとグループサウンズっぽいですね。
作詞はゲバゲバ90分の司会者の一人。
(萩原哲晶)
実はエイトマンと作詞作曲が一緒です。
アニソンが合唱曲風からポップス調に変わり始めたのって、もうこんな古い時代からだったんですね。