メルカリで入手した青函連絡船絵葉書の6枚目。
羊蹄丸です。
津軽丸型では6番目に建造された船で、1965年8月5日に就航しました。
船体はクリームとえんじ色に塗り分けられていましたが、このえんじ色が曲者でした。
なんと気動車特急キハ82系のえんじ色とお揃いだったんです。
凝ったことしてますよねぇ。
1988年3月13日に定期運航終了。
その後青函トンネル開通記念博覧会のイベントで9月18日までアンコール運航された。
アンコール運航が終わると羊蹄丸は船の科学館に引き取られて、別館として展示されました。
ところが、船の科学館は2011年9月30日に本館を閉館。
資金不足により、羊蹄丸を維持出来なくなり、手放すことになりました。
ところが引き取ったのは解体屋。
スクラップにされました。
それをスクラップ屋に譲渡だなんて見識を疑います。
私の住む横浜ではカジノを誘致しようと躍起になり、市民の反発を受けています。
あくまでも私見ですが、カジノを入れる代わりに横浜港を船舶と海事の総合テーマパークにしたらどうかと思います。
既に横浜には旧くれない丸のロイヤルウィングがあり、静態保存船として日本丸、氷川丸がいます。
歴史的な船をもっと増やしちゃおうぜ!って訳です。
そんな中で青函連絡船、解体するくらいなら、横浜にクレヨン!…って思った次第です。