いわゆるパフライスです。
本来これは大正時代から戦後まもなくまで行商人がポン菓子製造機を持ってあちらこちらを回って、子供たちが持ってきたお米をドカンと爆発させて作っていたものです。
戦時中は携帯用糧食として押し固めたヤツを軍隊が採用してました。
爆発音が凄いせいか、行商のポン菓子はだんだんと廃れ、入れ替わるように工場で作って、オレンジ色の円錐形の袋に入れて駄菓子屋で売るにんじんが広まってゆきました。
(にんじんの中身)
オレンジ色の袋はかつてはセロハンで出来てましたが、セロハンの袋では湿気やすいのかポリプロピレンの袋に変わってます。
ケロッグのチョコクリスピーというシリアルはこのポン菓子にチョコを纏わせたもの。
(ケロッグのシリアル「チョコクリスピー」)
今は生産終了し、市場から姿を消したライスチョコレートはミルクチョコレートにこのポン菓子を仕込んだものでした。