メーカーは愛知県名古屋市の鈴木製菓有限会社。
22cmもの長い串に平べったいベビーカステラがソーシャルディスタンスして間隔を空けて刺さってます。
この平べったいベビーカステラ、全体的に砂糖がまぶしてあって分かりにくいですが、茶色の焦げ目の付いている側が花の形の模様がついてます。
(花串カステラの中身。写真では裏側になる平べったいベビーカステラの焦げ目には花模様)
だから「花串」な訳です。
(ベビーカステラの裏面)
名古屋が発祥の地でメーカーは全て名古屋。
しかも暖簾分けで繋がっている子弟関係にあるのです。
この鈴木製菓の場合、師匠が梅田製菓。
兄弟弟子が稲吉製菓と佐藤製菓。
梅田製菓の師匠は朝日軒。
兄弟弟子に美濃金製菓。
その弟子が永井製菓。
そして両者の師匠である家元が美濃鎌。
これじゃまるで落語家ですよ。
花串カステラ自体を美濃鎌一門と呼ばなくてはならなくなります。
こうなってくると、たかが駄菓子。されど駄菓子ですなぁ。