なかなかポエティックなネーミングですね。
メーカーは愛知県名古屋市のマルタ食品(株)
マルタ食品は戦後すぐに金平糖メーカーとして創業。
1950年に法人化。
かなりの老舗です。
今は二代目社長が暖簾を守っています。
金平糖は作り方が特殊で手間がとてもかかるため、作れるメーカーが日本国内に8社ぐらいしかありません。
傾斜装置付き直火式回転釜という特殊な釜が必要です。
角ザラメに沸騰したグラニュー糖液を回転させながら、かけ続け、一週間かけて大きくするのです。
(喫茶店のコーヒークリームかガムシロップのカップくらいの大きさの容器を裏返すと中身が見えます)
温度を一定にし、回転速度を速くしないというのがポイントで回転速度を速くするとトゲが出来ずにまん丸になるそうです。
金平糖自体は長い歴史のあるお菓子ですね。
「コンフェイト」をルーツとする歴史ある駄菓子です。
(韓国版金平糖。シャーペンの入れ物を太くしたようなのに入ってました。粒が小さいのは一週間かけて作ってないから?!)
金平糖、実は韓国の駄菓子にもあるんです。
でも日本のと比べるとだいぶ小さい。
たぶん釜から引き上げるのが早いんですね。
本家ポルトガルではもう地方でしか作ってないそうです。
(ポルトガル版。本家は透明感がない)
日本のと比べて色が派手で透明感がなく、硬いそうです。