今回の子どもの遊びは馬跳びです。
写真は1957年撮影のもの。
まず馬チームと飛び乗りチームに別れます。
だいたい両者4~5人ぐらい。
人数が多いと衝撃がきつくなって、怪我をしやすくなります。
元々怪我をしやすい危険な遊びには違いありませんが。
馬チームの一人が写真のように壁にもたれかかって立ちます。
次に一番目の馬になる子が、立ってる子の股に首を突っ込んで下を向いて踏ん張ります。
次に二番目の馬の子は一番目の馬の子の股の間に首を突っ込み、うつむいて踏ん張ります。
三番以降、同じ姿勢で、前の子の股の間に首を突っ込んで踏ん張ります。
馬チームの体制が整ったら、「いいぞ~!」と飛び乗りチームに声を掛ける。
するってぇと、飛び乗りチームは勢いよくダッシュして、一回だけ手をついて跳び箱の要領で飛び乗る。
後の子のために前の子はなるべく首の近くまで飛ばなくてはならないのです。
次々にそうやって飛び乗るわけですが、飛ぶ側が落馬したら、飛び乗りチームの負け。
馬側が崩れたら、馬チームの負けです。
勝つために飛び乗りチームは飛び乗ったらお尻でグリグリします。
それで馬が崩れず、飛び乗りチームが落馬しなかった場合は馬の首の子と最後に飛び乗った子でじゃんけんをして、勝ったほうが飛び乗りチームとなります。
私は参戦しませんでした。
なぜって?
生来大のスポーツ嫌いでマッチョでバイオレンスなことが嫌いだったから。
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