レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

似而非カラーシリーズ 日本の特急10 青いひかりの超特急

子供のころ、みんなのうたでビュワーン、ビュワーン、は、し、るって歌がありましたが、まさにそれがこの0系新幹線です。 0系新幹線は試験運転で256キロ出たので歌では時速250キロとなっていましたが、実際は最高時速210キロでした。 1964年…

似而非カラーシリーズ 日本の特急9 にっちもさっちもどうにもブルドッグ

地方にもこだま型の特急をという動きは非電化区間の感染にも波及しました。 そこで、ディーゼルカーの特急でこだま型を作ろうということになりました。 導入される路線は東北本線。 ビジネス特急こだま号が導入された当時、東北本線は全線非電化区間でSLのC6…

似而非カラーシリーズ 日本の特急8 24時間働けますか?

こだま型電車とブルートレインの登場で国鉄の偉いさんは思ったんですね。 こだま型は夜になると車両基地に帰ってきて休んでいる。 ブルートレインは夜は稼働しているけど、昼間は車両基地で休んでいる。 昼も夜も走る。 まさに24時間働けますか?って特急…

似而非カラーシリーズ 日本の特急7 地方だってビジネス特急こだまが欲しい2

こだま型電車を地方にという動きは山陽本線でもありました。 1961年の時点でこだまは2本のうち一つは東京ー大阪、もう一つは東京ー神戸、つばめは2本とも東京ー大阪、はとも東京ー大阪、富士は宇高連絡船接続特急で東京ー宇野、その折り返し列車のうず…

似而非カラーシリーズ 日本の特急6 地方だってビジネス特急こだまが欲しい1

年配の鉄道ファンの方に子供のころ、夏休み旅行でビジネス特急こだま号に乗ったことがないかと聞いたことがあります。 「そんな高い電車に乗れるのはお大尽でしょ!」 普通の家庭だとお父さんが奮発しても急行なにわの寿司ビュッフェで大人のお尻を見ながら…

似而非カラーシリーズ 日本の特急5 星の寝台特急ブルートレイン

昼行特急の近代化はビジネス特急こだま号からスタートしましたが、寝台特急の近代化はブルートレイン20系客車からスタートしました。 最初のブルートレインは1958年10月1日に東京ー博多のあさかぜ号として登場しました。 建築限界いっぱいまで断面を…

似而非カラーシリーズ 日本の特急4 ビジネス特急こだまの時代

1958年11月1日、画期的な特急が誕生しました。 「ビジネス特急こだま号」です。 当初の編成はクハ、モハ、モハシ、サロという3等先頭車、3等電動車、3等電動車・ビュッフェ合造車、特別2等付随車の4両を一組として背中合わせに連結した8両編成でした…

似而非カラーシリーズ 日本の特急3 東海道本線の電化

東海道本線の電化は1928年に東京ー熱海間が完成しました。 そのため熱海までは電気機関車が牽引していました。 1934年には丹那トンネルが完成し、それまで御殿場線経由だったのがほぼ現在のルートとなり、電化区間も東京ー沼津となりました。 193…

似而非カラーシリーズ 日本の特急2 戦後のSL特急

今回の似而非カラーシリーズは戦後日本のSL特急です。 戦時中は軍用列車優先で特急の運行はできず、戦後も輸送状況の悪さと進駐軍の列車を優先的に運行していたという状況から1947年には急行まで廃止になりました。 戦後の特急の復活は1949年9月の…

似而非カラーシリーズ 日本の特急1 戦前の特急

今回からカラー写真が普及する以前の日本の特急を取り上げてみたいと思います。 まずは戦前編。 日本初の急行列車は1894年山陽鉄道(現在の山陽本線)の神戸ー広島間に登場しました。 食堂車は1899年、寝台車は1900年に山陽鉄道で採用されている…