レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

似而非カラーシリーズ お江戸でござる10 江戸の商売いろいろ

お江戸でござるシリーズの最後は江戸の商売でいきましょうか。 1つ目はえっほ、えっほの駕籠舁き(かごかき)。 代金をぼったくる悪人もいて、それは雲助と呼ばれて嫌われていました。 江戸時代版タクシーってところでしょうか。 背景が洋館ですね。 場所は…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる9 女性たちの姿 その3

江戸時代の食事の支度です。 流しはありません。へっつい、つまりかまどはあります。魚を焼く七輪も出てます。この時代の調理法は煮るか焼くかでしたからね。 右の方、眉毛がないですね。 おそらく、主婦の方ですね。 江戸時代の主婦は眉を剃ってお歯黒を付…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる8 女性たちの姿 その2

前回は唐人お吉でしたが、もっと浮世絵っぽい顔の人はいないかな…って探してみました。 いましたよ! 江戸時代のGEISHA GIRLです。 今度は細っそい目に長い顔ですね。 江戸時代人っぽいですか? おしろいを塗っていたのか顔は白く、背景は妙に赤っぽくて不思…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる7 女性たちの姿 その1

似而非カラーシリーズ。 今回は江戸時代の女性で行きましょう。 唐人お吉です。 江戸時代の浮世絵の女性たちはみんな馬面で目が細い。 そんな人たちばかりかと思いきや、唐人お吉は目がぱっちり。この人昭和30年代以降の生まれならアイドルでイケルと思いま…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる6 町人

お江戸でござるも6回目になりました。 今回は江戸時代の人口の一割くらいを占めた町人です。 すなわち職人と商人です。 一つ目の写真は町人の食事。 今と違ってテーブルの代わりに箱膳を使います。 おかずは煮物主体。 揚げ物は文化文政のころに天ぷらが登…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる5 農民

今回のお江戸でござるは農民です。 写真は脱穀したコメからごみを取り除く作業をしている農民です。 私の学生時代は江戸時代の身分制度は士農工商としていました。 でもその後の研究でそれは誤りだったとされています。 士、農工商が正解だったと。 農民と町…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる4 上級武士

似而非カラーシリーズお江戸でござる人物編、将軍、大名ときたら、次は一般の武士です。 明治時代になり、公家、将軍、大名は華族となりました。 町人や農民でも明治の元勲で功績のあった人も華族に加えられました。 一方で一万石に満たない直参旗本や地方の…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる3 大名の写真

前回は将軍でしたから、今回は大名、つまりお殿様の写真をいってみましょう。 幕末の大名鍋島肥前守直正(1815~1871)。 西洋技術の積極的な導入に熱心だった殿様で別名佐賀の妖怪。幕府に先駆けて種痘を導入したり、アームストロング砲や蒸気船の製造も行…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる2 将軍の肖像

似而非カラーシリーズ。 今回から人物写真に入ります。 徳川幕府の歴代将軍はみんな浮世絵みたいな絵で肖像画が描かれていましたが、一人だけ写真のある将軍がいました。 江戸幕府15代将軍徳川慶喜です。 まさに切支丹バテレンの魔法です。 これはさすがに子…

似而非カラーシリーズ お江戸でござる1 江戸城と街

< 似而非カラーシリーズ。 今回から時代を一気にさかのぼり、江戸時代に行きます。 江戸時代の街や人の様子は浮世絵でしか見られない? そんな筈はありません。 幕末に写真が入ってきているので、幕末から明治初頭の写真をカラー化すれば、リアル時代劇が楽…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル16 ジ・エドワーズ

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル。 1小節目は男性アイドルの元祖である初代ジャニーズ、2小節目からはグループサウンズを取り上げています。 さて、最終章の16小節目はジ・エドワーズです。 全く無名のバンドで1967年に結成して…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル15 ザ・モップス

15小節目はザ・モップスです。 はい、あんまり聞いたことのないバンドですね。 でもここは「夜明けの刑事」でおなじみの俳優・鈴木 ヒロミツ(1946~2007)がいたバンドです。 私自身は鈴木 ヒロミツはニッポン放送の夜の帯番組「高嶋秀武の大入りダイヤルま…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル14 ザ・ランチャーズ

14小節目はザ・ランチャーズです。 1967年に代表曲となる「真冬の帰り道」でデビュー。 その後ほぼ加山雄三のバックバンドとして機能し、1971年に解散しました。 メンバーはボーカルの喜多嶋修、ギターの大矢茂、ベースの渡辺有三、ドラムスの河手政次で構成…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル13 ズー・ニー・ヴー

13小節目はズー・ニー・ヴーです。 1968年3月に成城大学在学中の山本康生が中心となり結成されたグループです。 バンド創設者の山本康生はリードギターでした。 その他のメンバーは町田義人(ボーカル)、上地健一(ボーカル・パーカッション)、塚谷茂樹(…

昭和レトロなゲームの揃う場所…台場一丁目商店街

ゆりかもめに乗って「お台場海浜公園」駅下車すぐのところにあるデックス東京ビーチ シーサイドモールというショッピングセンターの中に「台場一丁目商店街」があります。 入ると、駄菓子とか駄玩具などなど昭和レトロっぽいお土産屋さんだらけです。 ところ…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル12 ザ・サベージ

1小節目は男性アイドルの元祖である初代ジャニーズ、2小節目からはグループサウンズを取り上げています。 11小節目まででグループサウンズ10傑として知られたバンドを取り上げてきましたが、12小節目からは10傑に入らなかったけどヒット曲やスターを輩出した…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル11 ザ・ワイルド・ワンズ

11小節目はザ・ワイルド・ワンズです。 ここはメンバーの集め方がちょっと変わってます。 なんと加瀬邦彦が雑誌の「平凡パンチ」で募集しちゃいました。 バンド名命名は親しかった慶応の先輩である加山雄三が野生児という意味で命名。 1966年に代表曲となる…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル10 ザ・テンプターズ

10小節目はザ・テンプターズです。 ここはあの有名な「太陽にほえろ」のマカロニ刑事で大麻事件で世間を騒がせたショーケンこと萩原健一がいました。 ボーカルは勿論ショーケンです。 ザ・テンプターズは1966年結成。 元々は女性がボーカルを務める埼玉県の…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル9 ザ・タイガース

9小節目はザ・タイガースです。 ここはあのジュリーこと沢田研二とドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」でメロンと請求書持ってくる怪しいオヤジをやっている岸部一徳がいたところです。 ワイド番組の司会者から一転、自己破産で芸能界を去り、今は老…

根岸に保存されている文化住宅

「文化住宅」というと関東ではサザエさんのうちみたいな和風住宅の応接間、書斎部分だけが洋館造りになったものを指します。 となりのトトロのメイのうちがまさにそうでしたね。 関西だと1階と2階がつながった関東で言う「メゾネット」を文化住宅というよ…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル8 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

1小節目は男性アイドルの元祖である初代ジャニーズ、2小節目からはグループサウンズを取り上げています。 さて、8小節目はジャッキー吉川とブルー・コメッツです。 1967年に発売され、150万枚の売り上げを記録、第9回日本レコード大賞を受賞した「ブルー・シ…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル7 ザ・ジャガーズ

7小節目はザ・ジャガーズです。 1967年に「君に会いたい」でデビューし、1971年に一度解散し、1981年に再結成されました。 メンバーは途中で何度も入れ替わってますが、当初と再結成時のメンバーは同じ。 リードボーカルは岡本 信(1949~2009)、ド…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル6 ザ・スパイダース

第6小節目はザ・スパイダースです。ここは現在の芸能界の大御所が揃ってますよ! バンドマスターはドラムスの田辺昭知。 なんと小林麻美の旦那で芸能プロダクション「田辺エージェンシー」の社長さんです。これは凄い! ボーカル二人は堺正章に 井上順。 平…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル5 ザ・ゴールデン・カップス

5小節目は1966年にデイヴ平尾を中心に結成された「ザ・ゴールデン・カップス」です。 音楽グループは博多の九州フォークとか京都の関西フォークのように地方が活動拠点になっている場合もありますが、大抵は東京の芸能事務所に所属し、東京をベースに活動す…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル4 ザ・カーナビーツ

4小節目は1967年デビューの「ザ・カーナビーツ」です。 メンバーはドラムス兼ボーカルのアイ高野(2006年死去)、MCとボーカルとタンバリン、マラカスの臼井啓吉、エレキギターの越川弘志と喜多村次郎、ボーカルのポール岡田。 アイ高野は1969年にカーナビー…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル3 オックス

3小節目は1968年デビューの「オックス」です。バンド名は下着のブランド「シルバー・オックス」から取りました。 メンバーはリーダーでベースの福井利男、ドラムスの岩田裕二、エレキの岡田志郎、ボーカルの野口ヒデト、オルガンの赤松愛、田浦幸(赤松が196…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル2 ヴィレッジ・シンガーズ

日本最初の本格派アイドルは初代ジャニーズだ!…ということは前回紹介しました。 第2弾からはいよいよグループサウンズです。 ジャニーズを蹴散らして一気にブームとなった「GS]ことグループサウンズは今のロックバンドの原型みたいなものでボーカル、エ…

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル1 初代ジャニーズ

女性アイドルを岡崎友紀、吉沢京子からキャンディーズまで追いかけてみて、「アイドル」とは何かってことがだんだんわかってきました。 要するに、「KAWAII」を売り物にする商売なんですよ。 ぬいぐるみやファンシーグッズで「KAWAII」を表現し…

似而非カラーシリーズ 街の風景10 大阪

今回は西日本最大の都市大阪をお届けします。 まずは1960年撮影の大阪本町通り。クルマがびっしりの大渋滞で大阪市電の軌道もクルマだらけです。 これでは市電は立ち往生。 動けませんね。 おかげでこの9年後の1969年に大阪市電は全廃になってしまいました。…

似而非カラーシリーズ 街の風景9 横浜

今回の似而非カラーシリーズは我がホームタウン「横浜」をお届けします。 東京と違って横浜はどこかバタ臭い雰囲気が漂います。 まず最初の写真は1961年の横浜税関付近です。 アメ車がかなり目立ちますね。 正面のアイボリーのクルマは1960年型ポン…