2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ドンガラガッターン 雪の中を猛スピードで爆走したSLが轟音と共に転落! ショッキングなシーンですよね。 小さい頃、白黒テレビの映画で観ました。 覚えているのはそのシーンだけ! 何て映画? 大人になってから、探しましたよ。 それらしい白黒映画、ありま…
「ある時は片目の運転手、またある時はアラブの大富豪……」 ピンクレディーか?ですって? いいえ。 あの歌詞にはしっかり元ネタがあるんです。 七つの顔の男・多羅尾伴内。 GHQが生んだような謎の変装探偵でした。 演じるのは片岡千恵蔵。 活動写真こと無声…
人間とは酷く自分勝手で自分に都合のいいように、虚飾する。 こんな時代を超えた普遍的テーマを取り上げたのは映画「羅生門」 黒澤明監督作品です。 1950年代の白黒日本映画のスチールを検索すると黒澤映画がめっちゃ引っかかります。 てなわけで今回も黒澤…
「命短し、恋せよ乙女」 雪の夜、志村喬がブランコに乗って歌います。 今回の作品は黒澤明監督の名作の一つ、「生きる」です。 封切りは1952年。 東宝創立20周年記念映画で1954年には第4回ベルリン国際映画祭市政府特別賞を受賞しています。 志村喬…
「大変だ!また野伏せりが攻めてきた!このままじゃ、村はおしまいだ!」 今回の似而非カラーシリーズ、1954年封切の黒澤明監督の名作「七人の侍」のスチール写真をカラー化してみましょう。 「野伏せり」? なにそれ!?って思いました? 映画の中で農…
似而非カラーシリーズの白黒映画のスチール写真をカラー化する試み、今回は「君の名は」です。 私の世代ではなく、母の世代から上の人たちが見ていた映画ですね。 元々は1952年から1954年にかけてNHKのラジオドラマとして放送されていたものでしたが…
今回は1953年封切りの雨月物語です。 白黒映画時代の代表的なホラー映画です。 原作は上田秋成の「雨月物語」 江戸時代の有名なホラー小説です。 その中の「浅茅が宿」と「蛇性の婬」の2編を一つにまとめて脚色しています。 「蛇性の婬」は無声映画時代…
先だって似而非カラーシリーズでは白黒ドラマのスチール写真をカラー化しましたが、今度は白黒映画のスチールをカラー化してみましょう。 戦前や戦後すぐの映画のスチールは画質が悪くてカラー化するとセピア色になるなどうまくいきませんでした。 そのため…
横浜山手散歩の最後は山下町、山手のその他の歴史的建造物を紹介しましょう。 横浜地方気象台 外人墓地の向かいの石垣の上のビル、一見斬新な建物で歴史的建造物には見えませんが、あゆみ棟と呼ばれるアールデコ様式の昭和初期のモダニズム建築なんです。 竣…
横浜の山下町、山手方面には洋館以外に有名な近代建築がいろいろあります。 その中で横浜港のシンボルともいえる存在が横浜三塔です。 キングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔です。 神奈川県庁本庁舎 キングの塔がこちら。 神奈川県庁本庁舎です。 192…
山手は開港当初から欧米人が住み始め、戦後は進駐軍が駐留しました。 洋館に交じって教会があります。 今回はその教会の中で代表的なもの2軒を紹介します。 カトリック山手教会 フェリス女子大のすぐ近くに大物中の大物、カトリック教会があります。 カトリ…
今回は非公開で見学できず、外観だけ塀越しに見られるところをご紹介します。 カトリック横浜司教館別館 1927年に竣工したカトリック横浜司教館別館です。 設計施工は糸川工務店です。 木造2階建てのちょっとドイツの民家風の建物です。 褐色のドイツ風…
今回の洋館紹介でレストランや喫茶店、博物館を含む山手の一般公開された洋館は終わりです。 今回は港の見える丘公園周辺の洋館です。 イギリス館 港の見える丘公園のなかにある旧英国領事館総領事公邸です。 ここもべーリックホール並みにデカいところです…
今回の横浜山手洋館散歩、横浜市で管理する洋館ながらガイドブックでなぜか外されることの多い洋館を紹介します。 山手68番館 横浜の有名なお嬢様学校であるフェリス女子大。 その南側に山手公園があります。 山手公園にはテニスコートがあるのですが、管…
山手の洋館紹介、今回は外人墓地周辺の民間所有の洋館を紹介します。 山手資料館 横浜市中区諏訪町で牧場を営んでいた中澤氏の私邸として1909年に本牧に建てられた屋敷の洋館部分を1977年に移築したものです。 明治期に建てられた横浜市の洋館で唯一…
山手の洋館というとそのランドマークになるのは外人墓地です。 明治維新のときの外国人貿易商人やお雇い外国人のお墓が並んでますが、アメリカ映画の墓地みたいな感じのところです。 観光や趣味で回るような場所ではないです。 鉄道ファンには縁のある方も眠…