これは伝統の駄菓子!
発売は1959年。
昨年60周年を迎えました。
日清食品がチキンラーメンを出す3年前の1955年に松田産業は世界初のインスタントラーメンを世に送り出しましたが、全然売れませんでした。
しかし、細々とはラーメンを作っていたようですね。
インスタントラーメン製造中に出る麺の屑を工場の職員におやつとして配布しました。
これが人気となり、売れるかも!?ってなって駄菓子として出したのがベビーラーメン。
1973年には駄菓子界のスターを目指して名前も現在の「ベビースターラーメン」に改めました。
これでホントに駄菓子界のスターになっちゃいました。
韓国の方にお土産でベビースターラーメンを持って行ったら「これ、韓国にもありますよ。ラミョンタンって愛称で親しまれています」ですって。
他にも台湾や香港にも進出してます。
今やおやつカンパニーの輸出戦略商品なんですよ!
知ってました?
生のインスタントラーメンをポリポリかじるような感覚で摘んで口に放り込むのが普通ですが、私は料理に使っています。
海老ちりのお皿の縁取り!
元ネタはバラエティ番組で盛んに炒飯を作っていた中華シェフ・故・周富徳氏のレシピ本。
海老ちりの作り方で「味付けした中華麺を油で揚げて、皿の縁取りにする」とありました。
味付けした中華麺を揚げる?
あ、ベビースターラーメンだ!
で、ベビースターラーメンを海老ちりのお皿の縁取りにしたら、お惣菜が見事に高級中華に大変身しました。
さて、このベビースターラーメン、ネットのニュースで1973年の初期のパッケージ復刻版がセブンイレブンで出ると知って、買ってきました。
わ、デカい!
普通のベビースターラーメンはスマホぐらいの大きさのポケットサイズなのに、仮面ライダースナックぐらいありますよ。
よく見たら「BIG」なんて書いてあります。
分量もたっぷり!
しかし、食べていくうちにどんどん口の中が辛くなっていきます。
これ「チキン味」でなく、「スパイシーチキン味」なんですね!
どおりで。
裏見たら
「お酒のおつまみにそのままお召し上がりください」
ビール無しの一気食いはキツい筈だ!