レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

似而非カラーシリーズ5 駅弁の立売り

いまはもうほとんど見かけなくなった駅弁売りです。急行電車が走っていた時代まではちょっと大きな駅に着くと「ベント~~~!」とこういう人が大声で弁当を売りにやってきました。するってぇと窓をガバッと開けて「鯵の押し寿司、3つ!」なんて叫ぶわけです。お金を窓からにゅっと突き出すと、「まいどっ!」といって窓に手を差し入れて弁当を渡してくれます。私の頃はお茶は土瓶ではなく、ビニールの瓶に入っていて、お茶がビニール臭かったのを覚えています。他には冷凍みかんも売ってました。駅によっては「アイス!アイス!」って言って、アカギしぐれ売る売り子もいましたね。

今では列車は窓の開かない特急列車ばかり。

駅弁はホームの売店で売られるようになり、立売りの姿は見られなくなりました。

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