歴史はありますよ。
元は三連式のチョコで、1962年登場。
チロルチョコ(株)は2004年に企画販売部門を分社化して東京に設けたオフィス。
最初にチロルチョコを考え出したのは松尾製菓二代目社長の松尾喜宣氏。
当時、チョコレートは大人向けの高級品。
子供たちが口にするとしたら、親からオヤツでもらうイメージ。
ほぼケーキみたいな扱いですね。
そこを子供が駄菓子屋で十円玉一枚で買えるチョコレートをというコンセプトで開発した訳です。
全部チョコレートだと十五円になってしまうので、芯にヌガーを使いました。
(オイルショック以降、25mm角になった)
当初は三連タイプでしたがオイルショックで三十円に値上げしなくてはならなくなって、十円で出すことを守るために今のような25mm角の正方形になりました。
また、かつては西日本にしか販路がなかったため、西日本だけの発売でした。
ホントは私、このチロルチョコ、苦手だったんですよねぇ。
歯にネチネチひっついて。
ホントに好きだったのはトーサンの「ライスチョコレート」
(幻のライスチョコレート)
「10円じゃ何も買えないよ!」
「ライスチョコレートがある!」
「トーサン!」
……ってCMで知られていましたが、トーサンは1987年に名前どおり倒産!
あとを引き継いだ東チョコは2016年に生産終了!
空いた駄菓子屋の商品棚に割り込んできたのが、東日本進出に成功したチロルチョコとフルタのセコイヤチョコレート!
そりゃセコイヤ!