レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

昭和初期まで割り算の九九があった!

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(写真は大正から昭和初期の尋常小学校のイメージ)

皆さん、昔、割り算にも九九があったってご存知ですか?

江戸時代の和算に由来するもので、算盤で使うんだそうです。

明治から昭和初期の尋常小学校で使っていたとか。

明治38(1905)年生まれの父は使ってました。

私は勿論聞いたこともなく、二一天作の五という奇妙な呪文でしかありませんでした。

二一天作の五は例えばこう使う訳です。

先生「新吉さんとおタケさんでおまんじゅう一つを分け合いました。おタケさんの取り分が分かるもの!」

中村「ハイ!」

先生「よし、中村、答えてみよ!」

中村「二一天作の五で五分。半分であります」

息子は珠算塾にやって、三級を取らせました。

そこで割り算の九九ってやったか?って聞いたら、しらねぇって言われました。

今じゃ、珠算塾でも使わないんですね。

その割り算九九がこちら。

一の段から四の段 f:id:T_YAMADA:20200620185231j:plain 五の段と六の段 f:id:T_YAMADA:20200620185323j:plain 七の段 f:id:T_YAMADA:20200620185353j:plain 八の段 f:id:T_YAMADA:20200620185423j:plain 九の段 f:id:T_YAMADA:20200620185504j:plain