製造は富山県の浜田食品工業(株)
1951年登場の歴史ある駄菓子です。
元々は他所の会社が喫煙前に食べる大人のお菓子として開発されたものでした。
それをオリオンが子供は大人の真似をしたがるとして、一箱五円の駄菓子として1951年に売り出したのです。
パッケージは煙草のピースをモチーフにしています。
(パッケージを開けて取り出した袋)
箱を開けるとビニールに包まれた6本の砂糖菓子が出てきます。
ハッカ、ココア、砂糖を練って固めたマッチ棒くらいの長さの千歳飴みたいな食感です。
硬くてポキポキした感じ。
全体的に肌色です。
(これが中身。チョークみたいですね)
昔は茶色いココア飴を白いハッカ飴で包んで外見もタバコっぽかったのでした。
実際、これくわえてメンコやってるヤツ、見た気がします。
一本一本は控えめでしっとりした甘さですが、調子に乗って、何本も口に放り込まないこと。
シチュー煮るとき、これを三本口に入れてたら、だんだん口の中が甘くなってきて、味見のときに何度も口を濯ぐ羽目になりました。
嫌煙が広まって、一時期販売を自粛したり、「あなたの禁煙を応援します」なんてメッセージを入れていたりしたようですが、今でもしっかり売っているのは嬉しいですね。
姉妹品にはオレンジ、コーラ、サワー、抹茶、ブルーベリーなどがあります。
(姉妹品の数々)
ファンにはシンガーソングライターのあいみょんがいます。
アスリートやアーティストって結構駄菓子好きがいるもんですね。