レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ15  キャデラックスリム

 コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十五弾。

今回は1981年3月 -から5月までコッキーポップの主題歌になっていたキャデラックスリムの「孤独のメッセージ」です。

コッキーポップはフォークシンガーの登竜門みたいなコンクールでしたが 世良公則&ツイストが出てきたあたりからロッカーも出てくるようになりました。

キャデラックスリムは1960年代のグループサウンズ風ロックを目指した北海道のロックバンドでした。

1983年に解散していますが、解散までにシングルレコードを3枚出していました。

メジャーデビューはしましたが、忘れられたグループサウンズ風バンドとも言えそうです。

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ14 小野香代子

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十四弾。

今回は1977年、第13回ヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを獲得した小野香代子の「さよならの言葉」です。

八神純子がカバーを出したことで有名になりましたが、オリジナルはこちら。

私もコッキーポップで聞いた覚えがあります。

グランプリ獲得後さっさと海外留学してしまったため、レコードデビューせず、幻の歌手となってしまいました。

そのため、「さよならの言葉」で検索すると八神純子のCDしか出てきません。

彼女の歌声の入ったCDは「ポプコン・ガールズ・コレクション」ぐらいしかありません。

亡くなった母親を偲んで作った曲だそうで、「毎日逢えぬ悲しみも」にそれがよく表れています。

そんなわけで、今回はジャケット写真ではなく、ポプコンで歌っているときの写真になります。

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ13  磨香

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十三弾。

今回は1983年にコッキーポップのテーマソングになっていた磨香の「冬の華」です。

ポプコン・グランプリ、世界歌謡祭グランプリを受賞してそのまま消えた幻の歌手で当時名古屋の高校生だったこと以外、プロフィールは全くわかりません。

またまた名古屋の方ですね。

磨香こと壁澤磨香さんは中島みゆき風の歌い方ですが、微妙にこぶしがついているようでかなり変わった声の持ち主です。

当時大正ロマン風と呼ばれたようですが、確かにそんな感じですねぇ。 

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ12 HATO・POP・PO

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十二弾。今回はHATO・POP・POの「あの人は受験生」です。  

コッキーポップでもかかったのですが優秀作にはなっていないし、テーマソングにもなってませんでした。
しかし!

1982年の谷山浩子オールナイトニッポンでこの曲が突如人気が出てガンガンかかるようになったのです。

当時は私が現役大学生。

よく聴いてました。

ヒット曲でも優秀作でもないのに谷山浩子がガンガン推してましたからね。

話題作ではありました。

試験勉強を深夜にやっているわが娘の背中を見て突然思い出してしまいました。

沼田夏代子、内田明子の女性デュオでポプコン応募当時はアマチュアでしたが、ラジオを聴いたキャニオンレコードの社長の耳にとまり、この曲と第26回ポプコンつま恋本選会の曲『あなたにマフラーを編むために』だけレコードを出せたようです。

それ以外のプロフィールは不明です。

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ11 サンディー

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十一弾。

今回はサンディー・アイの「グッドバイ・モーニング」です。

この知られざるアーティストの中では個人的に特に気に入ったアーティストの一人です。

曲調はコニー・フランシスの「ボーイハント」にちょっと似てるかも。

でも爽やかさがダントツですね。

いかにも朝聴くと元気が出そうな感じです。

コッキーポップでは1976年の放送でテーマソングになっていました。

とっても澄んだ甘い素敵な声の持ち主です。

ルックスは外国人……。
え?ベッツィー&クリスみたいな日本語で歌う外国人タレントがまだいたの?
そう思って、調べてみたら米国人と日本人のハーフで西東京市出身の本名鈴木あやという方。

どっかで聞いたような声だな……と思っていたら赤ルパンのエンディングテーマ「ラブ・スコール」をサンドラ・ホーン名義で歌っていました。 

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ10 高木麻早

 

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ、第十弾。

今回は1973年にテーマソングになった高木麻早の「ひとりぼっちの部屋」です。デビュー曲ですが、ちょっと声が麻丘めぐみ風です。

そしてメロディーの雰囲気は大阪の天才少女デュオ・チューインガムが歌っていたラジオ関西のテーマソング「海の見える放送局」にちょっと似ている感じがします。

代表曲は今回のジャケット曲「ひとりぼっちの部屋」ですが、次の1974年リリースの「想い出が多すぎて」もなかなかいい曲です。

この方も名古屋です。

タモリの餌食にされそうですなぁ。

 ラジオではFM東京高木麻早のワンダーランド』が人気番組でした。

コッキーポップの知られざるアーティストシリーズ9 柴田容子

今回は柴田容子の「ミスター・ロンサム 」です。

1975年6月から8月頃までコッキーポップのテーマソングになっていました。

ヤマハポプコンで出てくる人ってなぜか名古屋の方が多いですね。

名古屋出身のシンガーソングライターでヤマハボーカルコース、作曲編曲コース第一期生でした。

関東人には馴染みのない人ですが、名古屋の方なら見たような名前かもしれません。1976年7月から1978年9月まで東海ラジオミッドナイト東海」のラジオパーソナリティーだったので…。