レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の女性アイドル13 山口百恵

第13回目は山口百恵です。

1959年東京生まれ、横須賀育ち。

1973年に映画「としごろ」でデビュー。

同名の映画も撮影されましたが、映画の封切りの方が若干早かったようです。

桜田淳子森昌子と共に花の中3トリオといわれてました。

桜田淳子は確かにアイドルですが、森昌子はちょっと違うよなぁ…。

亀の子束子みたいな髪型だし、顔はモンチッチだし、楽曲が演歌で若者のファンはいなくてどっちゃってぇと年寄りウケしてましたから私は森昌子は「演歌師」として認定してます。

山口百恵って確かにきれいだけどしんねりむっつりしていて陰鬱で私個人は正直好きなタイプではありませんでした。

なんかさぁ。デート盛り下がりそうだもん。

映画行っても喫茶店に行っても終始無言で、喫茶店で面白いことを私が言っても片頬を歪めるだけで、「あっはっは!おもしろ~い!」なんて絶対言わなさそうだし、話しかければ「あ…はい。」しか言わなさそうだし。

随分暗い感じの人だなぁって思っていたら、秘密は過酷な子供時代にあったようです。なんとお妾さんの子供で親父さんは養育費を出さず、シングルマザーとの極貧生活だったとか。

その親父さん、娘がアイドルデビューしたのち、身上を潰して、お金の無心にきたそうです。サイテーだ!

でもって手切れ金渡して縁を切った…って著書『蒼い時』で暴露していました。

1980年に芸能界を寿引退。

お相手は百恵映画でいつも共演していた三浦友和です。

今では渋い中年俳優で私はALWAYS三丁目の夕日で「悪魔」こと佐久間医師の怪演っぷりが気に入ってます。

不気味な笑顔で注射器持ってにじり寄る往診医師ってまんま子供の時のお医者さんのイメージです。

曲は「いい日旅立ち」。

累計売上100万枚のミリオンセラー。

国鉄のディスカバージャパンのテーマ曲です。