思い出のアニメ ジャパニメーション編26 その他1970年代の日本のアニメ ルパン三世
「お〜れの名前はルパ〜ンさ〜んせ〜!ふ〜じこちゃ〜ん!」
山田康雄の物真似を酒の席でやっちゃあ、似てねー!ってよく言われてました。
今回のテーマはルパン三世!
テレビアニメシリーズは緑ルパン、赤ルパン、ピンクルパン、イタリアーノ、青ルパンとあって、そのほかに単発テレビスペシャルと映画がありました。
放映期間は次の通り。
(緑ルパン)
緑ルパン 1971年10月24日〜1972年3月26日
(赤ルパン)
赤ルパン 1977年10月3日〜1980年10月6日
(時々画像崩壊していたピンクルパン)
(第4シリーズのイタリアーノと第5シリーズは青ジャケット)
イタリアーノ 2015年10月1日〜2016年3月17日
青ルパン 2018年4月4日〜2018年9月19日
ピンクルパンは画像崩壊を起こした変なヤツ。
イタリアーノはイタリアが舞台でイタリアでの放映を目指した作品。
イタリアーノと新青ルパンは主演の山田康雄が亡くなり、スペシャルのくたばれノストラダムスから栗田貫一に変わった流れで栗田貫一続投となっています。
(代役からスタートした栗田貫一。山田康雄と違って台本通りきっちりやるスタイル)
スペシャルの風魔一族の陰謀でプロデューサーがほぼ独断に近い状況で声優全員を入れ替えたところ、原作者、山田康雄、ファンから総スカンを食って、次のくたばれノストラダムスで声優陣を戻しました。
しかしながら山田康雄が予告編を撮り終えたところで脳梗塞で急死。
急遽代役に栗田貫一が立ちました。
栗田貫一になって久しいですが、私のようなオールドファンはルパン役者は山田康雄ですね。
アドリブで色々やっちゃうキレの良さはこたえられません。
(アドリブが光った山田康雄)
1970年代のアニメってなると、緑と赤ですね。
緑は舞台が日本。
銭形警部はICPOではなく警視庁の敏腕刑事でした。
前半は大人向けハードボイルド。
愛車はエンブレムを㊉に変え、エンジンをパワーアップしたベンツSSK
(ベンツSSKに乗るルパン三世)
初期のハードボイルド路線がウケなくて、後半は後にジブリを立ち上げる宮崎駿と高畑勲が演出を担当。
コミカル路線に行きました。
それでもヒットせずに23話で打ち切り。
それが再放送で火がつきました。
うっすら覚えているのはルパンが大学に行ってフランス語初級会話はこちらだよ!
学生を集めて町中ルパンだらけにして銭形を煙に巻く話ですかねぇ。
再放送のヒットで第2シリーズの赤ルパンが作られて、これが大当たり。
ルパン三世山田康雄、次元大介小林清志、石川五右衛門井上真樹夫、峰不二子増山江威子、銭形警部納谷五郎というキャスティングもここでかたまりました。
第1シリーズは五右衛門が大塚周夫、峰不二子が二階堂有希子でした。
第2シリーズのキャスティングは人気が高かったから、風魔一族の陰謀を除いて、山田康雄存命の間、ずっと固定メンバーになりました。
(フィアット500)
フィアット500登場は緑ルパン後半からでしたね。
(小林清志)
ご高齢でだいぶ声が出なくなってきてますが、最後まで頑張って欲しいです。
オールドファンとしては。