あっこがれ〜が燃えている
太陽に 歌おうよ!
(マキちゃん日記の主題歌『幸せを呼ぶ歌』
妙にはずんだテーマ曲の子供向けドラマがありました。
「マキちゃん日記」
放映時間がコロコロ変わったから地味な作品ではありました。
放映期間は1969年10月7日から1970年10月11日まで。
30分のドラマを1年52話やりましたが、放映日か変わりました。
最初1クールは火曜夜7時。
次の1クールは水曜夜7時半。
3、4クール目で日曜朝10時になりました。
日曜日に朝ご飯の後、一人鼻くそをほじって応接間のカラーテレビを見ていた記憶があるので、私がみたのは第3クール目からですね。
(一番左の子がマキちゃん)
話は兵庫県宝塚市の住宅街に住むお節介焼きの女の子マキちゃん(中西まゆみ)が同居する小心者で独身の叔父弥太郎(関口宏)を憧れのマドンナ川島圭子(柴田美保子)にあれこれ画策してくっつけようとするものです。
(マキちゃん日記のワンシーン)
マキちゃんの合言葉は何故か「トロンパ!」
何それ⁈って感じでしたね。
(お父さん)
(お母さん)
マキちゃんの家族は弟のトモオ(伊村賢一郎)、お父さん(根上淳)、お母さん(小畠絹子)。
(叔父さんのお見合い相手)
弟の弥太郎の小心者っぷりにお父さんとお母さんは強引に生田麗子(池田和歌子)とお見合いをさせようとします。
(小心者の弥太郎叔父さん)
叔父さんが意に沿わない相手と無理矢理結婚させられちゃう!
焦ったマキちゃん、お見合い相手に「実は叔父さんには意中の相手がいるのにアタック出来ずにいます」ってバラしちゃいました。
お見合い相手にも意中の相手がいたのでしょう。
お見合いぶち壊し計画に参加してくれることになりました。
マキちゃんと生田麗子さん、タッグを組んでお見合いをぶっ壊した末、叔父さんとマドンナ川島圭子さんとゴールインさせちゃいました。
番組タイトルが何故マキちゃん『日記』なのかと言うと、ドラマの終わりに本棚に折り畳み式の机のついたタイプの勉強机で1日の出来事を日記に書くからです。
マキちゃんの家はスポンサーの大和ハウスが宝塚市に持っていたモデルハウスをセットとして使い、小学校の場面も宝塚市内の小学校でロケをしていたとか。
じゃりン子チエみたいに大阪の下町でないし、神戸から近い宝塚市が舞台ですから、みんなシュッとしてますが、やはり関西制作ですね。
お節介で大阪のおばちゃん的ノリの作品でした。
最後に……
このドラマ、リアルに恋のキューピット番組だったんです。
(マドンナ川島圭子)
マドンナ役の柴田美穂子、このドラマがきっかけでゴールインしちゃったんです。
もうビックリパーですね!