ヤフオクでジャンク扱い、破格値で購入したグリコのおまけシリーズ。
今回第5回目はこちら!
ぱっと見のシルエットは三菱コルト800っぽいですが、丸くて大きなテールライトとヘッドライトがありません。
屋根の裏側には車名の刻印はないですけど、これは1968年に登場した初代カローラスプリンター2ドアクーペですね。
後部はこんな具合。
ファストバックスタイルで後部はテールゲートでなく、トランクになってます。
ただ、後部の窓がちょいと立派すぎてプロポーションが崩れましたね。
デザイナーさんのイメージや感覚が強く投影されている感じがします。
この辺りがダイキャストのミニカーとは違いますね。
ダイキャストのミニカーはメーカーの形式図が基本にあって、形式図通りだとイメージが崩れるところを部分的にデフォルメして、らしさを出すもの。
それに対しておまけのクルマはデザイナーさんの皮膚感覚でエイヤっと作った感じ。
どっか夏休み工作のクルマみたいなノリが味わい深いですね。
実車は1966年に登場したカローラ2ドアセダンからオッサンくささを抜いてスポーティーにして、若者にウケるようアレンジしたもの。
モデルチェンジを重ねて、後にこのシリーズから86レビンやスプリンタートレノが1980年代に登場します。