東京都区内に残された貴重な木造ローカル駅舎
ローカル線の駅みたいな小さな木造駅舎で東京都区内にあったことで知られていたのは原宿駅。でも残念ながら2020年に取り壊されてしまいました。
一応同じデザインの駅舎をまた建てるそうですが、それではお城の復興建築と同じです。取り壊し反対の声が大きかったのですが、耐震性がないという理由でJR東日本は取り壊しを強行。1924(大正13)年竣工の歴史的建造物で文化財的な価値もあったんですがねぇ。
でも同時代の木造駅舎、私鉄線ならあるんですよ。
東急多摩川線武蔵新田(むさしにった。むさししんでんではない)駅です。
駅名の由来は近所にある新田神社。
ホームといい、駅舎といい、やけに古風で妙だと思って調べました。なんと、1923(大正12)年11月1日に目黒蒲田電鉄が全線開業したときに出来た駅でした。建て替えの記録が見つからないので、本当に目黒蒲田電鉄全線開業時の駅舎なら大正物件で得ない最古の木造駅舎ってことになります。
誰も注目していない都会のローカル駅ですがねぇ。
もしかしたらすごい駅かも!
ジオラマタイプ!ブリキのおもちゃの傑作
ネットでたまたま拾った画像で、私は持っていませんが……。
ジオラマタイプのブリキのおもちゃ。
ゼンマイを巻くとオマケみたいな小さなブリキクルマが周回するわけですね。
コレ欲しいなぁ!
でもヴィンテージモノの傑作おもちゃ ですから簡単には買えません。
1960年代のマイカー時代の幕開けを感じさせる明るさを感じさせます。
ゼンマイで動くミニカーをポイントで切り変えて、方向を変える仕掛けのようです。
走る車はジャガー、ワーゲンビートル、ベンツ。
外車ばかりだったり操作レバーが英語表記だったりって点は当時の日本が今の中国のようにおもちゃを欧米に輸出して外貨を稼ぐ国だったことを示しています。
私もほしいけどこれ、アンティークっショップで2万円以上の値段がついているヴィンテージ品なんです。なかなか手が出ませんなぁ。
セットンチョゴリの少女貯金箱
いやはやなんとも珍しいものを手に入れました。
昭和の昔、日本の銀行では大手から信用組合に至るまで、預金口座を開設すると記念品に貯金箱をくれたものです。
ノベルティグッズの貯金箱は各金融機関が個性を競う部分でプラモデル型あり、ソフビ人形型あり。郵便局のは確かポスト型でした。
で、今回手に入れたモノはバブル崩壊で経営破綻した朝鮮総連のかつての金融機関「朝銀信用組合」の貯金箱。
なんとセットンチョゴリの少女です。
セットンチョゴリとは朝鮮半島で旧正月を祝うときに女の子が着る晴れ着。
カラフルなチマチョゴリです。
後から見るとこんな感じ。
お金を入れる穴は後頭部ですが、取り出す穴が底部にあります。
このチマチョゴリのスカート(チマ)が実は韓国と北朝鮮で違ってます。
韓国のものは優雅さを演出するためスカートが長くて、脚が隠れます。
一方、北朝鮮のものは機動性重視のため、くるぶしを出すことが多いです。
この少女貯金箱はくるぶしが出ているので北系と判断できる訳です。
それと、韓国の銀行には口座開設記念品として貯金箱を配る習慣はありません。
そもそも貯金箱はブタのデザインしかありません。
韓国のブタの貯金箱。プラ製か陶製で、色は赤や金など。
韓国語で貯金箱はわざわざブタをつけて「돼지 저금통(トゥエージ チョグムトン…ブタの貯金箱)」とまでいいますから。
一方、北朝鮮は一般の市民が食うや食わず。貯金が出来る余裕があるのは朝鮮労働党の限られた幹部だけでしょう。
そんなごく少数のスーパーセレブのためにノベルティグッズとして貯金箱を作ることはまずないだろうし、貯金箱自体出回っているかどうか⁉︎
レトロ万華鏡の総合プロデューサー、としちゃんです
私はホームページ・日韓万華鏡( http://j-k-mangekyo.sakura.ne.jp/ )とブログのレトロ万華鏡、ひとりゾンタークを運営してます。
話題の中心は日本と主に韓国ですが、近隣諸国の昭和レトロです。
内容は昭和レトロチックな乗り物、模型、ミニカー、ブリキのおもちゃ、街並み、グッズ、駄菓子……といったところです。
何故そういう話題が多いかって?
実は日韓万華鏡とレトロ万華鏡には総合プロデューサーがいたんです。
それは少年時代の私。つまりインナーチャイルドです。
そこでイメージキャラクターとして少年のパペットを買いました。
最初、レトロっぽさを出すため、ピエロも考えましたが、どうも不気味な感じがして、好きになれない。
で、インナーチャイルドを形にした少年のパペットにしました。
予算は潤沢でないのでなかなか準備活動は進みませんが、今後、YouTubeにレトロ万華鏡チャンネルを開設するつもりです。
少年パペットの愛称はやっぱりとしちゃんかな。
としちゃん、今後チラホラブログに出演してもらうつもりです。
どうぞよろしく!