1960年代から1970年代の初頭。
日本のアニメ会社もアニメーターも今より少なかったのです。
黎明期だと虫プロ、東映、エイケン、東京ムービー、ピープロ、タツノコくらいでしょうか。
専門的なアニメ声優なんていなくて、舞台俳優や芸人を連れてきてやらせてたんですよ。
最たるもんは寅さんのポンシュー。
関敬六さん辺りかな。
ルパンの山田康雄さんだって舞台を見たプロデューサーにスカウトされた訳だし。
だから、作れるアニメ本数は少ない。
テレビ局にはアニメ枠がそれなりにある。
番組の穴埋めで昔、かなりの数のアメリカ製のアニメが輸入されていました。
そんなアメリカ製アニメは再放送で結構放映されてたんです。
今回からテレビ局の穴埋めお助けアメリカ製アニメを紹介します。
ウッディー・ウッドペッカー
1957年、アメリカで制作されたアニメです。
1961年9月23日から1964年7月9日まで日テレで放映されたのち、テレビ東京などで何度も再放送されました。
(DVDのジャケットになったハゲタカのバズ。ウッドペッカーにいたずらされちゃ怒る)
キツツキのウッドペッカーがハゲタカのバズやセイウチのウォーリーを相手に毎回ドタバタコントをやります。
(セイウチのウォーリー)
ストーリーは忘れてしまいましたが、「ゥアアアーアー、ゥアアアーアー、ゥアアアアアアアアアアアアア!」という奇妙な笑い声だけは覚えています。
ウッドペッカーで覚えているのはこれだけですねー。
大阪のUSJのメインキャラクターなので、若い人は、あ、ユニバ!って言っちゃうかもしれないですね。