レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

思い出のバラエティー番組(子供番組編) ③おかあさんといっしょ(1959)


 1959年から現在まで日曜日以外毎日放送が続く超長寿幼児番組です。

当初はNHK総合テレビでやっていましたが、1997年に土曜日のみEテレに移行、1998年に月〜金もEテレに移行しました。

おかあさんといっしょといえば歌のお兄さん、歌のお姉さん、体操のお兄さんがいて、歌と体操と人形劇をやる幼稚園就園前の幼児を対象にした番組ってイメージですが、当初は違ってました。

1959年10月5日の番組開始時はなんと幼児番組ですらなく、親子で楽しむエンターテイメント番組で歌のお兄さんすらいませんでした。

時間も毎週月曜日13:40 から14:00で週一放送。レギュラーとしてジャズ歌手の旗照夫と女優の宮崎恭子、島田妙子の3名が交代で出演してました。

1960年9月からは月曜日から土曜日までの10:05 - 10:30、週6日の帯番組になりました。 放送内容は月火が人形劇のブーフーウー

水木はうたってあそんで、金曜日はいいものつくろ、土曜日はなかよしおばさんでちょっと幼児番組の片鱗が出てきました。

歌のお姉さんと体操のお兄さんはおかあさんといっしょではなく、姉妹番組の「うたのえほん」が月曜~土曜の8:30 - から8:40の10分間の独立番組としてスタートし、そちらに登場。

うたのえほんは1961年4月に開始。

初代体操のおにいさんドラえもん大山のぶ代のご主人の砂川 啓介でした。

うたのおねえさんは真理ヨシコ中野慶子の二人が隔週交代で担当。

NHKではこの二人を1・2代とカウントしているようで、次のお姉さんは3代目とされてます。

1963年10月からは二代目体操のお兄さん佐久間 俊直が参入し、体操のお兄さんは二人体制に。

1966年4月からはうたのえほんがおかあさんといっしょの一コーナーに吸収されて、ようやくおかあさんといっしょに歌のお姉さんと体操のお兄さんが出てくるようになりました。

1971年11月に初代うたのおにいさんとしてビューティフルサンデーの田中星児が登場しました。

そして、1976年4月にようやく歌・人形劇・体操の3つを3本柱にした今のスタイルが完成しました。

放送時間はこのとき、9:30 -から9:55になりました。

因みに昭和時代の歴代のうたのおねえさん、おにいさん、体操のおにいさんは次のとおりです。

うたのおねえさん 眞理ヨシコ(’61~’62) 中野慶子(’61~’64) 竹前文子(’62~’64) 中川順子(’64~’67) 片桐和子(’67~’70) 溝渕優美子(’67~’70) 斎藤昌子(’70~’72) 森晴美(’70~’71) 小鳩くるみ(’72~’74) 斎藤伸子(’74~’79) 松熊由紀(’74~’79) 奈々瀬ひとみ(’79~’81) しゅうさえこ(’81~’83) 森みゆき(’83~’87) 神崎ゆう子(’87~’93)

 

うたのおにいさん 田中星児(’71~’77) 水木一郎(’76~’79) たいらいさお(’77~’79) 宮内良(’79~’81) かしわ哲(‘81~’83) 林アキラ(‘81~’85) 坂田おさむ(’85~’93) 体操のおにいさん 砂川啓介(’61~’69) 佐久間俊直(’63~’67) 岡田祥造(’67~’69) 向井忠義(’69~’73) 小西幸男(’69~’71) 輪島直幸(’71~’78) 川原洋一郎(’73~’74) 瀬戸口清文(’74~’87) 天野勝弘(’87~’93)

この中でなんといっても目につくのはアニソン界のレジェンド、アニキの存在ですね。