昭和幻燈館
青梅赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館と昭和を巡る3館めぐり券を構成している3つ目の博物館がここです。
建物は他の2館に比べると若干新しい感じですね。
かなり手の込んだジオラマが並んでいますが、何故かキャラクターの顔がみんなネコ。不思議な雰囲気を醸し出しています。
入口のほうには駄菓子や古い俳優やアイドルのブロマイドなどのグッズを売る土産物店が併設されています。
ジオラマやドールハウスを趣味で作っている方ならかなり面白いところですが、そうでない方にはちょっとつまらないかもしれませんね。
3館を建物が分かれている一つの博物館と見ると、それなりに見ごたえはあると思います。
展示ジオラマはこんな感じです。
割と大きくて、ライトアップされているものはそれなりに見ごたえがあります。
スケールは/1/35か1/20ぐらいですかねぇ。
展示品は昭和レトロ商品博物館や青梅赤塚不二夫会館に比べるとやや少なめ。
でもなぜかモチーフは猫です。
昭和幻燈館
住 所: 東京都青梅市住江町9
開館時間: 10時00分~17時00分
休館日 : 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)及び年末年始
入場料 : 単独入場券 大人250円 子供150円
3館めぐり入場券 大人800円 子供450円
古い街並み
せっかくなので周辺を散策してみましょう。
1993年の「青梅宿アートフェスティバル」を契機に青梅は町おこしとして映画の看板を描いていた看板絵師・久保板観氏の協力で街のあちらこちらに映画の看板を飾り、映画館看板街道を作りました。
左は呉服屋さん、右は半纏などを売るお祭り用品専門店です。
呉服屋さんは普通のたたずまいですが、お祭り用品専門店のほうは映画看板が飾られています。
左は商店街の様子。
寂れて廃業してしまった店が少なくありません。
右は昔ながらの文房具屋さんです。
こちらは町の洋品店。営業しているところは映画看板をまだ飾ってます。
前回の町おこしから二十数年の時を経て看板はだいぶ減り、レトロな商店街もシャッターを下ろしている店が増えてしまったのは残念ですね。
もう一回町おこしができないもんですかねぇ。
ひなびた味わいはありますけどね。