レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

「アイドル」という言葉が出来始めた頃の草創期の男性アイドル12 ザ・サベージ

1小節目は男性アイドルの元祖である初代ジャニーズ、2小節目からはグループサウンズを取り上げています。

11小節目まででグループサウンズ10傑として知られたバンドを取り上げてきましたが、12小節目からは10傑に入らなかったけどヒット曲やスターを輩出したバンドについて紹介します。

12小節目は「ザ・サベージ」です。

ここはなんとあの名優寺尾 聰が一時在籍していたグループです。

なんでルビーの指輪を唐突に歌ってヒットしたのか最初理解できなかったんですが、元グループサウンズと聞いて納得しました。

寺尾 聰はちなみにベーシストです。

それ以外のメンバーはリーダーでギターとボーカルを担当したのが奥島吉雄、ドラムス近藤タカシ、ギター担当林廉吉、ベース松田守朗でここまでが当初メンバー。

ドラムスはデビュー後まもなく大場吉雄と交代。さらに1965年に渡辺純一と交代。

ベースは1965年に松田守朗が脱退して、そこで寺尾 聰と入れ替わります。

そこでホリプロの社長に認められ、メジャーデビューした曲こそが大ヒットした「いつまでもいつまでも」でした。

寺尾 聰と林廉吉は1967年に脱退、渡辺昌宏(ギター)と原一夫(ベース)が加わりました。

1967年に渡辺純一死去、1968年にグループは解散しました。

活動間は短かったのですが、ジャッキー吉川ブルーコメッツ・スパイダースと合わせて当時は3大人気バンドとして女子高生の間で人気があったようです。

ジャケット曲は1966年リリースの「いつまでもいつまでも」です。

これ、今聴くと、なんか眠たくなるんですよねぇ。

大人の子守歌かなぁ…。