お江戸でござるも6回目になりました。
今回は江戸時代の人口の一割くらいを占めた町人です。
すなわち職人と商人です。
一つ目の写真は町人の食事。
今と違ってテーブルの代わりに箱膳を使います。
おかずは煮物主体。
揚げ物は文化文政のころに天ぷらが登場しましたが、こちらは屋台で食べるもの。
家庭では油は使いません。
なので油汚れはありません。
食事の最後にお湯を注いで飲んでから片付ける。
自分の食器しか使わない。
ということで食器は毎日洗うものではありませんでした。
元ネタ写真はこちら→
https://matome.naver.jp/odai/2134634191615056701
お次はぼてふり。
江戸時代には天秤棒で商品を担いで売る行商人が数多くいて、魚、野菜、ザルやら籠、色々なものを売ってました。
落語にもよく登場しますね。
篩売りとイワシ売りが鉢合わせしてしまって「イワシっ子~~!」
「ふる~~い、ふるい!」
「おいこら、それじゃ売れねぇじゃねぇか。」
「じゃぁ、順番変えるか?ふる~~い、ふるい!」
「イワシっ子~~!ってやっぱり駄目だろ!」ってぇ感じですね。
写真のは籠売りです。
元ネタ写真は
最後は江戸時代の商家の若旦那衆です。
割とよさげな着物を着ていますね。
髪型は町人髷で月代を剃っています。
武士も町人も月代を剃っているのは身分がはっきりしている証。
武士で月代を剃っていなくてぼうぼうなのは浪人者、町人ならやくざ、無宿人の類でした。
元ネタ写真はこちら→
https://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/e/48625ff4207b2fdf94652fcd71fa2f86