岸田敏志ってベテランフォークシンガーを知ってますか?
昔、「きみの朝」って曲でめっちゃ売れた人です。
爽やかイケメンでね。
今の芸名は2000年頃から使い始めたとか。
元の芸名の岸田智史がなんか書きにくいし、しっくりしないからって軽い気持ちで変えたそうです。
読み方はキシダサトシのままなのでしばらくファンも気がつかなかったとか。
金八先生なんか最初、岸田敏志にオファーが行ったんですよ。
そのとき、丁度きみの朝が売れていてライブやテレビのスケジュールが詰まっていて断りました。
その後、岸田敏志は新八先生になりましたけどね。
生徒の一人は見栄晴くん。
主題歌は「重いつばさ」
歌もルックスも爽やかイケメン!
山口百恵が好きだったみたいで、自分のアルバム曲の作曲をやってもらってますね。
「花ざかり」ってLPに「飛騨の吊り橋」「あまりりす」「ドライフラワー」と三曲、楽曲提供しています。
その岸田敏志が天下の文化放送で1979年4月から1981年3月までセイヤング火曜日をやってたんですよ。
所ジョージのオールナイトニッポンの裏でしたね。
友だちに「所ジョージより岸田智史の方がおもしれェぞ!」って勧められて聴きました。
歌とルックスの雰囲気から、爽やかトーク?
ブッブー!
ハズレ!
エロ男爵でした!
「むっつりスケベさんいらっしゃい」コーナーが目玉になっているんですよ。
鶴光とかタモリのオールナイトニッポンみたいなエロ小話じゃない。
変な性癖がありますとか、自慰行為を蒟蒻でやる場合のやり方とか、結構ヤバい葉書が来てましたね。
ドナ・サマーのLove To Love You Babyが流れて、さらにエロい雰囲気になってました。
怪しい音楽がBGMか、オープニングテーマで流れるんです。
その変態チックな葉書を岸田智史は嬉しそうに読むんですよ。
かなり強烈なコーナーでしたから、他にどんなコーナーがあったか、すっかり忘れちゃいましたよ。
あれだけ曲のイメージと実態が違う人も珍しいですね。