レトロ万華鏡

昭和レトロなものいっぱいのブログです。

思い出のドラマ時代劇編7 同心捕物帳2 右門捕物帖

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いつも無表情で口数の少ない北町奉行所城町廻り同心近藤右門。

人呼んでむっつり右門

佐々木味津三原作の時代劇。

かつてはあの鬼平で人気の出た中村吉右衛門も1969年に日テレでやったのですが、全くヒットせず。

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杉良太郎の近藤右門)

1974年に杉良太郎が演じて大ヒット。

人気があったので1982年には第2シリーズ、1989年には特番も制作されました。

事件の謎を配下の岡っ引の伝六と解いていって、犯人に迫る。

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破邪顕正のポーズ)

殺陣のシーンの前に破邪顕正のポーズを決める。

筆頭同心で上役のあばたの敬四郎こと村上敬四郎が、いつも手柄を横取りしようとする……というのが大まかなストーリーです。

主なキャスティングは次のとおり。

近藤右門 杉良太郎

岡っ引の伝六 第一シリーズ 田辺靖雄

       第二シリーズ 岡本信人

       スペシャル  坂上二郎

村上敬四郎  第一シリーズ 高品格

       第二シリーズ 伊東四朗

       スペシャル  長門勇

ちょん松   第一シリーズ 植田峻

       第二シリーズ 所ジョージ

       スペシャル  桜木健一

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(第二シリーズの村上敬四郎とちょん松)

ちょん松は村上敬四郎配下の岡っ引です。

個人的には第二シリーズのキャスティングがそれらしい感じがしますね。

杉良さんの代表作はこの右門と金さんと岡っ引モノの新吾ですね。

これだけ時代劇をやって、なおかつ舞台もこなしていたから、ギャラを全部合わせたら数十億円になるでしょうね。

人気俳優でお金持ち。

私は杉良さんは漁船みたいなデカいクルーザーを持っていて、オフに八丈島辺りに釣りに行ってると思ってましたよ。

それじゃ松方弘樹か。

ところが、素顔が東日本大震災で明らかになりました。

芸能レポーターに偽善で売名って馬鹿にされたんですよ。

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(被災地で炊き出しをやる杉良太郎。下積み時代にカレー屋で住み込みで働いていたので、カレー作りはお手のもの)

言われて、答えた台詞がカッコ良かった!

「ハイ、偽善で売名ですよ。偽善売名に私財数十億円注ぎ込みました。私財投げ打って売名しませんか?」

東日本大震災だけでなく、阪神淡路大震災にもボランティアで行ってるし、ベトナム孤児を片っ端から自分の戸籍に入れて養子にして、年一ぐらいのペースでベトナムに会いに行く。

暇なときは刑務所慰問。

九州のスーパーボランティアのおじさん並みです。

皆さんも偽善売名に参加しましょうなんてさらっと言えちゃう素顔の杉良さんは右門よりも、金さんよりも、新吾よりもかっこいい人でした。